【終活の基礎知識】
「終活」とは人生の終わりに向けて、前向きに準備することで、今をよりよく生きる活動です。
葬儀やお墓などを自分の手で自分の最期に向けての準備をしておくといった内容で、残された家族に迷惑をかけることもなくなり、
また人生のエンディングを考えることを通じて自分自身を見つめ直し、そして今を自分らしく生きる生き方の模索という意味合いで捉えられています。
【終活の必要性】
人間誰もが充実した人生を送り、心残りのない状態で最期の時を迎えたいと願っていると思います。
お葬式にはたくさんの人に来てほしいのか、それとも家族や気心の知れた仲間だけで見送って欲しいのか。
そして、大切な人にどんな物を残すのか。今、誰に会いたいのか、そしてどんな言葉を伝えたいのか。終活を通して整理することができます。
本当にやりたいこと、やるべきことを明らかにして残りの人生をよりよく生きていくための準備をすることで不安や悩みなど気持ちがすっきりします。
【葬儀・お墓の準備・エンディングノート】
葬儀やお墓について事前に決めておくことで、費用も事前に用意でき家族もスムーズに葬儀の準備を進めることができるので家族への負担も軽減されます。
費用を準備しない場合でも葬儀保険を利用する人もいるので契約内容や保管場所を家族に知らせておくことが大切です。
エンディングノートとは、残された家族や身近な人へのメセージや、葬儀や遺品整理などについて自分の思いや希望を書き記しておくためのノートを言います。
エンディングノートは、法的な効力はありませんが事前に明記しておくことで、円滑に問題を収めることができる場合もあります。
【新しい人生のスタート】
老後を迎え様々な不安が出てくると思いますが、年金受給を始めてからの平均寿命は男性で15年、女性で20年です。
まだまだこれからが新しい人生のスタートでもあるのです。よりよい老後の生活を送るためには健康であり続けなければなりません。
そのためには心身ともに活性化していきましょう。今までできなかったことにチャレンジするのもよいでしょう。
まだまだ楽しいことや人生の喜びはたくさんあるはずです。日々の生活から健康を維持し、正しい知識と備えのもと、人生をエンジョイしましょう。